ステップレミング飼育日記という名の自分メモ(+ハムスター)

ステップレミングの可愛さを皆に知って貰いたいな!

ステップレミングの多頭飼い オス同士は一緒に飼えない

お一人様ケージに移された仔レミ♂と父のマルをあわせてみた。仔レミ♂のケージにマルを入れた。

 

「お父さんだよー、仲良く暮らせるかな?」って仔レミ♂に声ををかけつつ。

 

そしたらお互い固まって数秒…。お互い挨拶しに少しずつにじり寄る、でも無く。いきなり揉み合いの喧嘩と互いに威嚇が始まったので速攻でマルを回収して元のマル♂専用のケージに戻した。回収時に噛まれて手に何ヶ所か穴が空きましたが仔レミ♂が無事で良かった。仔レミは噛まれてなかったし、身体にダメージなかった。マル♂も仔レミ♂からダメージをもらってなかった。良かった。

 

その後2匹はそれぞれのケージのホイールをめっちゃ回してました。暫くホイールを回して遠くまで走ってきたからもう他の♂いないな?と確認してるみたいでした。

 

正直かなりビビった。ステップレミングってあんな殺気立つんか!みたいな…。まさしくコロシアイではないか。仔レミ♂が大人の雄だと認められたって事なんだろうけど。

(1週間くらい前に一回マル♂のケージにいれた時は匂い嗅ぎまくられてて。ちょっと嫌がってた仔レミ♂→大部屋に戻す→ポプリン♀に匂いチェックされてた…。だったので…今回のような本気の喧嘩になるとは思わなかった…。)

 

私の結論。♂は生後1カ月になる前に独り立ちし、環境によるが恐らく繁殖可能。♂は繁殖に適した季節、温度なら♀に対して盛りはじめる。(体の大きな母には勝てない&母と認識してる?ので盛らず、同じ大きさの同腹の♀に盛る。近親相姦に強いと言われてるネズミ系だが近親相姦は避けなればならない…。)それ以降は♂同士は同じケージ内でかうと本気の喧嘩がはじまる。今回は発情期も伴って余計に顕著に現れたんだと思う。ハッキリわかって良かった。

 

以前何処かのブログでステップレミングを何匹か飼ってらした方がある日突然1匹が1匹を襲い、死に至らしめていた…いわゆる共食い?…という記事を読んだことがあります。ステップレミングは草食なのに?と思ってしまいますが…野生の草食動物も子供を産んだ際に栄養価の高い胎盤等はその場で食べるそうなので。共食いも有り得ない話しでは無いですよね。

 

…なので同腹兄弟のオス同士の場合も今回と恐らく同じかな。離乳して個別に成長を観察し、1匹でも生きていけると感じたらオスは個別にするのが良いと思った。仲間がいなくても大丈夫なように温度には気をつけて。

 

メス同士は相性かな。あまりに揉めることが多そうなら別ケージが良いと思うけどもオスのように喧嘩で殺し合いまではいかないのでは?と推察。メス同士は同じケージで飼えてる方を何人かネット上で見つけました。

 

日本語のステップレミングの飼育書はないのですが、かけるんさんの此方の和訳、とても参考になります。↓

http://kakeru-sata.hatenablog.com/entry/2015/07/02/121402

 

今は亡きステップレミングを飼う際もとても参考にしました。ステップレミングの多頭飼いを考える方は此方の和訳も目を通しておくと良いですね。日本で売られている家庭用のケージや衣装ケースの広さでは今回の私の飼っているステップレミングのようにオス同士はコロシアイの喧嘩、戦いになるかと…。

 

うまくオス同士同じケージで飼えているお家はあるのだろうか…動物にも普通に同性愛は存在するので、その場合はうまくいくのかな?と思ってみたり。

 

レミングはキヌゲネズミ科です。草食系ですがハムスターと同じ科なのでハムスターと似たような気質もあるのかな、と思ってみたり。ハムスターは基本が単体飼いですので…。